横浜市金沢区 木造2階建て築40年
家族構成は60歳代ご夫婦とその娘さん家族三人
ダイニングキッチンが別の部屋と隔絶されており使いにくいという。
現在一階は北側玄関から入ると左側にDK玄関廊下を介して正面に和室が3室並んであり北側に面して階段、トイレ、脱衣浴室が並んでいる。
キッチンルームの位置を現在床の間のある東側和室をキッチンダイニングルームにすることとした。床の間、襖は撤去しその空間を活用してキッチンブースとしキッチンは対面式にした。和室3室とも真壁ですが上貼りをかけ大壁仕様に変更した。数ミリ部屋は小さくなるが合計20畳あるので広さは十分であった。天井はラミ天をやめてボード貼りとし仕上げはクロスとした。
前述のように、真ん中にある2つの和室は戸襖を外し洋室とし床は3室フローリングにすることで1つの空間とした。部屋の間にあった戸襖はDK部分だけアコーデオンパーテイションをつけた。合わせて20畳のLDKが実現できた。
元々DKとしていた部屋は4畳の部屋2つに分割してご夫婦それぞれの空間とした。南側のご主人の部屋は廊下から隔絶されているのでリビングとの間に扉をつけることで、アプローチに支障が出ないようにした。2つの部屋の真ん中にウォークインクローゼットをとした部屋を置くことで、納戸の役割も持たせた。
LDKの南側の縁側は、部屋と同じように大壁に直して漆喰調の柄のクロスを貼って、床の板の間もタイル調のCFを使用し西洋テラス風に仕上げた。