水はけ大事なエクステリア

お家があれば塀も表札も庭もいらない、、、でもよいのかもしれませんが、実際住んでみると色々なことが起こります。その中でも水はけは、少し深刻です。新築ですと最初にやるのであまり心配しなくてもよいのですが、住み替えなどで入った場合、庭先は鬱蒼としたジャングルであったりして、それを除去するとほとんど何もしていないケースもあります。なにもしなければ土むき出しなので大雨が降れば外に流れてしまいます。一見そう見えなくても敷地に落ちた雨は土などを連れて排水に行きます。

先ずは敷地の中で水たまりなどできないか。溜まらなくても水がどう流れるかを観察します。それから処理方法を考えます。

庭の水はけが悪ければ表面に砂利や砂などを敷いて流水層を作ります。柴の下にも流水層は必要です。当然高くなるようなら漉かなくてはなりません。勾配は意識しましょう。必要に応じて、なだらかなすり鉢の中心になる様に排水桝を設け水路を確保します。犬走なども水のたまりを見つけ同じようにします。砂も土と同じ様に流れ出ますので、砂利をまくか芝生で仕上げるかしたほうが良いです。

それでも、雑草は出てくるし、昆虫などの生物は住むし、どのみち手入れは必要になります。場所を決めて花壇を作りそのほかは勾配に配慮して大きな模様替えができない難点があるけれどコンクリートとタイルで決めてしまうか、とてもクリーンな様相になります。その場合も自然排水はコンクリート下の土壌の空隙の発生などの原因になりますのであくまで排水は外部の下水まで到達するようにしなくてはいけません。

手入れの行き届かない犬走と北側スペースをコンクリートにして。南側スペースはいっそのこと大きく開けて花壇兼畑にして収穫物を楽しもうか。大きなものを植えるのでなければ、ある程度下に流水層をつけて付近にますを設けることもできるかもしれません。